ラジエーター定期点検放置事例
ラジエーター液洩れ・錆び・腐蝕
ラジエーターは非常用発電機のエンジンを冷却する役目をしています。また、ラジエーター液とはクーラントを指します。定期的な点検を行わずに放置すると、腐食や錆が原因でラジエーターから中のクーラント(冷却水)が漏れ出します。クーラント(冷却水)が漏れ出すということは、知らず知らずのうちに冷却水がなくなるため、オーバーヒートを起こす原因にもなります。他にもラジエーターキャップは圧力調整という非常に重要な役割をしています。内部に圧を加えることにより、沸点を上げ冷却効果が高まり、通常、水は100度が沸点ですが、加圧することにより100度では沸騰しないようにしています。 沸点が高いということは冷却効果が高いということですが、点検を怠ると、ラジエーターが上手く起動せずに非常時に使用できないといった事例が多数、報告されています。他にもラジエーターは埃や塵の多い環境では、目詰まりを起こしやすく定期的に点検、洗浄することが必要です。
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ラジエーターの不具合
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ラジエーター液洩れ
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ラジエーター液洩れ(冷却水・クーラント液漏れ)全体の様子
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ラジエーター腐食
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水位表示窓より内部サビ
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ラジエーター本体取外し
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ラジエーター下部腐食
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ラジエーターキャップのゴムパッキン劣化