非常用発電機の外装(パッケージ)を修復してエンジンを健康に保つ
2019年09月05日

発電機の点検やメンテナンスと聞くと、機械の修理や部品の交換をイメージされる方が多いのではないでしょうか?
実際に発電機の点検には、消防点検や予防保全といった点検項目が多いため、機械の点検を行っていれば安心してしまうのも無理はありません。

ただ、発電機の寿命を延ばしエンジンの状態を健康に保つためには、内部点検だけではなく、外装(パッケージ)にも注目されることをお勧めします。
特に屋外型の発電機は、天候によりエンジンの状態や機器への影響などコンディションが左右されやすくなります。

雨ざらし、野ざらしの状態で、外装(パッケージ)がボロボロであればあるほど、外装(パッケージ)の錆て穴の空いた箇所から、雨や雪などが入り込みエンジンを始めとする機器に影響を及ぼします。


また、外装(パッケージ)が錆びた状態では、外装(パッケージ)が脆くなっているため、台風による強風などで扉が吹き飛ばされるといった事例も実際に起こっています。

実際に去年の台風でパッケージが外れそうになった、企業様の外装(パッケージ)メンテナンスも行いました。

外装(パッケージ)を錆びたまま、穴の空いたまま放置していると、強風にあおられた際に扉が外れ、通行人などに当たり、怪我をさせることにもなりかねません。

他にも雨水が内部に溜まってしまうと、内部機器に錆が発生しますし、害虫や動物なども進入します。

外装(パッケージ)は、一目見て綺麗な状態であっても、屋根の部分や細かい箇所を見ていくと既に腐食している場合も多々あります。

錆で穴が空いてしまう前の状態であれば、錆を落とし錆防止剤の入った塗料で、外装(パッケージ)を塗り直すことで、綺麗な状態となります。
穴が空いてしまうと、パッケージの交換になってしまうため、外装(パッケージ)の状態が気になる場合は、点検時と一緒に外装(パッケージ)のメンテナンスもされることで、より長く非常用発電機のエンジンを健康に保つことができます。

 

 

非常用発電機の外装(パッケージ)の修理

 

コチラに外装(パッケージ)のダメージ例を掲載しておりますので、ご覧ください。 >>

 

 

 


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