2019年台風19号で水没した発電機を調査してきました
2019年10月30日

2019年10月12日(土)の台風19号で水没した非常用発電機を、静岡県田方郡で調査してきました。

狩野川流域が氾濫し、地上から1.6mを越える高さまで水に浸かりました。この発電機は高さ1.1mの基礎の上に設置してあるのですが、それよりもさらに50cm以上も上に、泥水の水面の跡が残っていました。発電機のパッケージに黄色いライン装飾が入っていますが、このラインの下端まで水位が上昇したのです。人間の身長に匹敵する高さです。十分に備えていたけれど、その想像を超えた恐ろしい災害です。

内部の発電体は中心軸の上、ローターの殆どが水に浸かってしまいました。エンジンは、排気管の集合部まで水に浸かりました。フライホイール側の点検口を開けると、水没から2週間半が経過しているにも関わらず、中から泥水が出てきました。

こうなってしまうと、どんなに整備しても「もう大丈夫です」とは言えない状態です。とても残念です。

水没した非常用発電機

水没した非常用発電機の内部

エンジンのフライホイール側点検口の内部

零れ出てきた泥水

 


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