千葉の停電を教訓に病院などの医療施設は非常用発電機の需要性を見直す必要がある
2019年09月17日

台風15号の影響により、千葉では長引く停電が続いています。
近年では、日本に限らず、世界各地でも異常気象や自然災害が多く発生しています。

昨年、近畿地方にも台風21号が上陸し、公共交通機関の運休はもちろんのこと、車が吹き飛ばされるなど家屋にも大きな影響を与えました。
その当時の近畿地方も今回の千葉の停電と同様に電力が復旧するのにも何日も掛かり、特に大阪府の泉州地域では1週間もの長い停電が続きました。

泉州地域に住む知人はまだまだ暑い日が続く中、電気が復旧しないため、お風呂にも入れず、近所の人が持ち寄った家庭用の自家発電などで暑さをしのいでいたと言います。
一方で、市街地はというと電力が戻らないため、信号機が機能せず、道路整備も大変な様子でした。


今回の千葉の停電は、近畿地方に上陸した台風21号の爪あとよりも深刻で、停電の規模も広く電柱がなぎ倒されている中、復旧作業車が道路に入れず足止めをくらっているため、余計に作業に時間が掛かっている要因の一つです。
他にも当初、東電が出した電力復旧の見込みは台風が上陸する前の被害予想を想定した状況から割り出したようで、実際の被害と大きくずれがあったためにこのような事態になっているようですが、もし、このような状況が病院や介護施設などで停電が続くとどうなるか想像じゃつくかと思います。

日頃から、非常用発電機の設置や点検、負荷試験を実施するようにと消防や国も口酸っぱく何度もアナウンスしておりますが、それでもなお、実施していないビルや施設の管理者やが多いのも事実です。

病院という命を預かる場所で、何日も停電が続くと死者でる方が自然です。
こうった病院や介護施設こそ、非常用発電機のメンテナンスや点検に気を配るべき施設でもあるにも関わらず、非常用発電機の点検や予防保全を行わない病院や医療施設が今だにあります。

このような千葉で起きた長期間に及ぶ停電を教訓に特に医療施設は非常用発電機の負荷試験や点検を実施して頂くきっかけになればと思うばかりです。

台風の影響で電柱が折れる


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